

平成21年3月30日
(財)漁港漁場漁村技術研究所
(社)水産土木建設技術センター
第1回水産基盤開発賞を募集し、選考委員会にて審査した結果、以下の技術が入賞いたしましたので、お知らせいたします。
記
趣旨
「水産基盤技術開発賞」は、漁港、漁場、漁村の整備、維持管理、運営に関連する実用化されたハード、ソフトの新技術の中から、特に優秀な新技術を対象としてこれを表彰することにより、広く技術者の研究開発意欲の啓発並びに技術水準の向上を図り、もって漁業地域の振興、発展に寄与することを目的として創設したものです。
募集概要
●主催
財団法人 漁港漁場漁村技術研究所/社団法人 水産土木建設技術センター
●後援
水産庁
●協賛
社団法人 全国漁港漁場協会/社団法人 フィッシャリーナ協会/全日本漁港建設協会
●募集期間
平成20年10月15日から12月15日
●応募総数
21件
選考委員会
●開催月日
平成21年2月23日(月)
●選考委員(敬称略)
- 橋本 牧(水産庁漁港漁場整備部 部長)
- 宇賀神義宣(水産庁漁港漁場整備部 整備課 課長)
- 武井 篤(水産庁増殖推進部 研究指導課 課長)
- 和田 時夫(独立行政法人 水産総合研究センター 水産工学研究所 所長)
- 岸野 昭雄(財団法人 漁港漁場漁村技術研究所 理事長)
- 鹿田 正一(社団法人 水産土木建設技術センター 理事長)
●選考のポイント
実績、社会的ニーズの適合性、独創性・新規性、応用性・普遍性、長期計画の施策の方向との合致、効率的な整備に及ぼす影響等を総合的に評価
選考結果
●最優秀賞(水産庁長官表彰)
- 技術の名称
- 浮体式構造による流氷制御システム
- (副題)
- アイスブーム
- 応募者
- 国土交通省/北海道開発局/網走開発建設部/網走港湾事務所
- 共同開発者
- なし
- 技術開発者
- 該当なし
●優秀賞(選考委員会表彰)
- 技術の名称
- 水中コンクリートの施工
- (副題)
- プレキャスト型枠ブロックによる施工の省力化
- 応募者
- 国土交通省/北海道開発局/函館開発建設部/函館港湾事務所
- 共同開発者
- 共和コンクリート工業株式会社
- 技術開発者
- 該当なし
- 技術の名称
- 底質汚泥の除去から減容化・無害化処理に至る一連工法
- (副題)
- 海域環境改善のための効率的底質有害物除去・処理工法
- 応募者
- 神野 健二(九州大学大学院工学研究院環境都市部門 教授)
- 共同開発者
- 大石建設株式会社/海域環境改善技術開発研究会
- 技術開発者
- 神野 健二(九州大学大学院工学研究院環境都市部門 教授)
- 末永 茂則(大石建設株式会社 土木部 土木部長)
- 近藤 亀治(海域環境改善技術開発研究会 技術開発担当)
表彰技術の概要
●お問い合わせ先
「水産基盤技術開発賞」事務局
- (一財)漁港漁場漁村総合研究所TEL:03-5833-3220 / FAX:03-5833-3221
- (一社)水産土木建設技術センターTEL:03-3546-6858 / FAX:03-3546-6826